奥秩父【雪の金峰山】
平成27(2015)年3月11日(水)
たり


日本百名山(68)山梨百名山(7)【金峰山2.599m】今回で八回目となるが完全な雪山は初めてだ。
10日お昼頃家を出て塩川ダムへと向かった。道中、下界は晴れているが周りの山々は雲の中だ。時間があるので深田公園に寄り道。韮崎インターを下りると雪がちらつき始めた。公園駐車場に着く頃吹雪に近い状態で付近散歩を諦めて塩川ダムへ。
道中、雪は降ったり止んだり。金峰山は雲の中で見えないが間違いなく雪だろう。塩川ダムに着いても雪がぱらついている。夜中は星空が広がってはいたが相変わらず風が強い。
翌朝、5時30分に里宮平の無料駐車場へ。瑞牆山荘から駐車場間は除雪されていないが四駆のスタッドレスで問題なくは入れた。既に二台泊まっていた。一台は雪を被っているのでテンパク者だろう。もう一台はヘッデンで歩いて行ったのか居ない。6時を過ぎると明るくなってきたので準備後歩き始めた。
コースとタイム
駐車場6:17→冨士見平小屋7:06→鷹見岩分岐7:54→大日小屋8:02→大日岩分岐8:37→砂払ノ頭9:52→五丈石10:52→金峰山10:56(休憩)11:15→砂払ノ頭11:36→大日岩分岐12:15→大日小屋12:33→冨士見平小屋13:12(休憩)13:20→駐車場13:53(お昼ご飯)
歩行距離:12.4㎞ 行動時間:7時間36分 歩行速度:1.6㎞/h
GPS軌跡
垂直プロファイル
里宮平無料駐車場を後に先ずはアイゼンなしで冨士見平小屋へと緩やかに歩いて行くが、バリバリに凍っている上に昨日の雪が積もっていてツルツルで危険だ。5分位歩いたところで早めにアイゼンを付ける。
尾根出合1.722mピーク付近からの瑞牆山
富士見平小屋(小屋番は居ない。)テントが一張り合ったが既に発つている。
冨士見平小屋からの富士山(を撮り休憩なしで進んでいく)
鷹見岩分岐付近の登山道の様子
鷹見岩分岐
大日小屋から大日岩
大日小屋からの鷹見岩(写真だけ撮り先を急ぐ)
大日岩
トッコ岩
後方から櫛形山・千頭星山・甘利山・辻山/手前に曲岳・茅ヶ岳・金ヶ岳・兎藪/その手前は袴腰・チョキ
雲の中に甲斐駒ヶ岳・鋸岳・日向山・雨乞岳・釜無山・入笠山・南八ツ/手前は鷹見岩・飯盛山
大日岩
大日岩分岐
分岐からの大日岩(岩のそばまで行こうとしたが膝上位まで潜るので止めた)
途中、金峰山・五丈石が見える。まだ遠いな~
朝日岳から伸びている尾根で1.855m、2.044m、2.218mピーク・兜岩・2.420mピークかな~。
砂払ノ頭(出た途端に風が強く冷たい。)
南アルプス/茅ヶ岳・金ヶ岳・兎藪・袴腰・チョキなどの山々
高登谷山・小川山
櫛形山・千頭星山・甘利山・辻山・薬師岳・観音岳・観音岳/黒富士・枡形山・曲岳・茅ヶ岳・金ヶ岳・兎藪/袴腰・チョキなどの山々
右後方は十枚山など安部山系の山/富士山/御坂山塊の三ツ峠山・黒岳・節刀ヶ岳・王岳・三方分山など/天子山系の竜ヶ岳・雨ヶ岳・毛無山/奥秩父の水ヶ森・帯那山などの山々/手前の尾根は八幡尾根
富士山・御坂山塊の山々
竜ヶ岳・雨ヶ岳・毛無山/三方分山・蛾ヶ岳など/水ヶ森・帯那山などの山々
曲岳・茅ヶ岳・金ヶ岳(こっちから見る曲岳は曲がって見えないですね)
南アルプス/茅ヶ岳・金ヶ岳・兎藪
砂払ノ頭から千代ノ吹上への稜線(ここから先は右側が切れ落ちた崖だ。風も強いので注意しなから進んでいく)
金峰山・五丈石・千代ノ吹上の稜線
樹氷
富士山と手前の尾根は八幡尾根
富士山・御坂山塊の山々(を眺めながらの歩きだが風が強く冷たい。時折、踏ん張らないと飛ばされそうな風が吹く))
金峰山への稜線(岩帯の蔭に入ると一安心する)
千代ノ吹上付近から金峰山・五丈石(だいぶ近くなってきました)
富士山・御坂山塊(あまりの寒さにカメラの電池が直ぐになくなる)
千代ノ吹上付近から金峰山・五丈石
キツイ登りと突風で飛ばされそうになりながら登って行く。
一旦下って登り返しだ。
何とか風にもめげず五丈石手前まで来ました。あと少しです。
金峰山山頂(私を含む九人)
五丈石
南アルプス/茅ヶ岳・金ヶ岳・兎藪/千代ノ吹上・砂払ノ頭
雪の金峰山に登頂(八回目やったぜ~)手袋を外すと手がちぎれそうに冷たい。いや痛い)
富士山・御坂山塊(ここからは山頂からの展望)
残念、八ヶ岳は雲の中/飯盛山・三ツ沢ノ頭・槍・木賊ノ頭・横尾山(美ヶ原からこの山々・小金沢連嶺を通り富士山へと繋がっている。)美ヶ原から先をどう繋いでいくか課題だ)
女山/瑞牆山
男山・天狗山/小川山/後方は右端の御座山から伸びる山々
南アルプス/茅ヶ岳・金ヶ岳・兎藪
南アルプス/茅ヶ岳/五丈石と砂払ノ頭への稜線(皆さん強風であまりの寒さにそそくさに下山していきました。)
砂払ノ頭への稜線
樹氷
御座山/小川山
左から朝日岳・前国師・北奥千丈岳・鉄山
一番奥は丹沢連峰/小金沢連嶺/手前は遠見山?か。
富士山/三ツ峠山・黒岳・節刀ヶ岳・王岳/小楢山・1.675mピーク
毛無山・帯那山/五丈石/茅ヶ岳・金ヶ岳
富士山・御坂山塊/小楢山/帯那山/金峰山山頂
五丈石/南アルプス/茅ヶ岳・金ヶ岳/金峰山山頂
五丈石
富士山/毛無山/五丈石(もう山頂には若い三人のパーティーと私だけ。強風のためもう寒さで耐えられない。下山開始です。)
風で倒されないようゆっくり慎重に下りていきます。
まだ、この先の砂払ノ頭を過ぎないと安心できない。
やっと風から逃れる。
大日岩まで下りてきました。殆ど休憩なしの行動で疲れてきたかな。
飯盛山と大日岩
大日小屋からの鷹見岩(もう危険なところはない。)
富士見平小屋(あと少しでGOALだ。少し休憩後駐車場へと下りていく)
1.722m付近からの瑞牆山
里宮平無料駐車場到着。少々遅い昼飯にしよう。(林道手前付近でテン泊のおじさん二人と擦れ違った。)
天気は先ず先ず。砂払ノ頭から山頂にかけて風が強くゆっくり出来なかったが、前々から一度はこの時期に登りたかった山。楽しい、心に残る思い出の山行となった。
この記事へのコメント
やっぱり行ってきたんですね♪
良いな~私もあのとき頑張って行っとけばよかったf(^^;
わたしは来年再挑戦します(^^)
良い想い出になりましたね
うん
行ってきたょ。ゆかっちに刺激されて
(一声声かけてくれれば)。一人で行きたいときもあるか。
以前から一度は雪の金峰山に登りたかったからね~。
その気持ち分かるけどね。(やっぱり無理しちゃ~いかんよ)
来年リベンジきっと登頂できるよ。(後からこそ~っと付いていくかもょ)
さすがにやまやも突風で飛ばされそうになったときは撤退しょうかな~と思いました。前を行く若い子達(男1・女2人)も頑張ってたのでやまやも頑張りました。
前々からこの時期に登りたいな~と思っていた山に登頂できて本当に良い思い出になりました。