東京都の最高峰【雲取山】
2014年10月28日~29日 東京・山梨・埼玉の都県境の山
日本百名山(66)・山梨百名山(1)【雲取山2.017m】
六回目の雲取山にブログ友の『やまっ娘 (ペンネーム:ゆかっち)』と少々遅い紅葉の雲取山に小屋泊まりで登ってきた。
待ち合わせ場所の道の駅【たばやま】で27日に待ち合わせ車中泊。翌朝、一台デポして登り尾根の小袖登山口手前の小袖乗越無料駐車場へ移動。(注)鴨沢から小袖への林道は崖崩れのため通行止めです。迂回路はお祭方面へ少し進んだ所畑から行けるがかなり狭い道です。)
(一日目) 28日(火)
七ツ石山をへて雲取山へ

コースとタイム
無料駐車場6:04→小袖登山口6:10→堂所7:43→七ツ石小屋分岐8:34→七ツ石小屋9:00(休憩)9:18→七ツ石神社9:41→七ツ石山9:48→ブナ坂分岐10:10→奥多摩小屋テン場10:40→水場10:47→奥多摩小屋11:00→ヨモギノ頭11:10(休憩)11:20→小雲取山11:52→山梨県側山頂12:15→雲取山12:23(休憩)13:50→雲取山山荘14:18
歩行距離:13.5㎞ 行動時間:8時間14分 歩行速度:1.6㎞/h
GPS軌跡
垂直プロファイル 累積標高(+1.582m)(-484m)
6時少し前に無料駐車場に到着、既に10台位の車が止まっていた。準備を済ませ小袖方面へ林道を少し進んでいくと小袖登山口は直ぐだ。登山道に入り緩やかな道を進んでいく。
登山口付近の紅葉はまだのようだが上の方は見頃を迎えているようだ。
樹木が切れ後方に展望が開け月夜見山・三頭山と手前に入小沢ノ頭などが見えている。
登るにつれ木々が色づいてきて紅葉が期待できそうだ。ドングリの帽子で指にはめたりテル坊に被せたり少し遊ぶ。
堂所付近から段々と色鮮やかなカエデなどが目を楽しませてくれる。
雪をまとった富士山と雁ガ腹摺山。もうこれを見ると相棒は大興奮。
富士山・雁ガ腹摺山・黒岳と紅葉のコラボ。もう大変だ~
七ツ石尾根の紅葉が素晴らしい。
緩やかな道を紅葉を楽しみながら進み七ツ石小屋への分岐(以前は標識があったが無くなっている)で斜め右へと登って行くが少々キツイ登りだ。程なくすると七ツ石小屋下分岐からの道が左から合わさり七ツ石小屋は直ぐだ。ここからの展望も素晴らしい。
御正体山・鹿留山・杓子山・富士山・雁ガ腹摺山
富士山・雁ガ腹摺山・黒岳・牛奥ノ雁ガ腹摺山・小金沢山
ずっと富士山を眺めている相棒。頭上を真っ赤なトンボ(消防ヘリ)が雲取山方面へと飛んでいった。七ツ石小屋を後に七ツ石山へと登っていくが水場手前付近は水場から流れてくる水で少々泥濘。
七ツ石小屋上分岐を左へ折れると少々キツイ登りだ。緩やかになると七ツ石神社だ。祠は今にも倒れそうでつっかい棒で何とか持ちこたえている。
七ツ石山の由来なのかは定かでないが、七ツの石群が山頂手前から神社へ並んで鎮座している。神社の後の石が一番大きい。
七ツ石山山頂にて(何時ものごとく三角点もゲットしました)ここからの展望も素晴らしいです。
御正体山・鹿留山、杓子山・富士山/姥子山・雁ガ腹摺山/牛ノ寝通り/鹿倉尾根
丹沢三峰・丹沢山・蛭ヶ岳・臼ヶ岳・檜洞丸・大室山・加入道山/赤鞍ヶ岳/権現山
これから歩いて行くヨモギノ頭・雲取山
飛龍山・三ツ山
ヨモギ尾根の紅葉が綺麗です。
赤石岳・荒川岳・塩見岳・農鳥岳・間ノ岳・北岳・観音岳・地蔵岳・仙丈ヶ岳・アサヨ峰・甲斐駒ヶ岳/帯那山・ソッタ頭
仙丈ヶ岳・アサヨ峰・栗沢山・甲斐駒ヶ岳
大仙丈ヶ岳・仙丈ヶ岳・アサヨ峰・栗沢山
北岳・薬師岳・観音岳・地蔵岳
間ノ岳・辻山・北岳・薬師岳・観音岳
広河内岳・農鳥岳・西農鳥岳・間ノ岳
大籠岳・塩見岳・広河内岳
聖岳・中森丸山?か・赤石岳・小赤石岳・荒川岳など素晴らしい展望があります。
ヨモギ尾根の紅葉
七ツ石山からブナ坂分岐への下りは少々急でザレてるので注意。
ブナ坂分岐です。左から七ツ石山の巻き道が合流します。
前飛竜・飛龍山と雲取山への広い防火帯の緩やかな登山道が奥多摩小屋まで続きます。
左後方へ目をやると富士山・雁ガ腹摺など眺めながら進んでいきます。
相棒は相変わらず富士山を眺めながら歩いて行きます。ヨモギ尾根の紅葉も綺麗。ヘリポートを過ぎると奥多摩小屋テン場で、ここでお昼に使う水を水場へ汲みに行きます。
奥多摩小屋水場は豊富に出ていました。2L汲み登山道へ。奥多摩小屋を過ぎるとここから急登がちょこちょこ出てきます。ヨモギノ頭へのザレの急登は長い距離ではないですね。
後方(富士山方面)の展望を眺めながらゆっくり登りましょう。
ヨモギノ頭からの展望(巻き道を通ったのではこの展望は得られない)
緩やかに進んでいくとちょっとした岩場を越え、小雲取山へこのコースの最大急登が始まる。
小雲取山への登りは意外と辛い登り。振り返ると展望が良いので休みながら眺めてゆっくり進もう。
小雲取山からの展望【国師ヶ岳・木賊山・甲武信ヶ岳・三宝山・武信白岩山/竜喰山・唐松尾山・東仙波・西仙波・吹上ノ頭】
南アルプス・前飛竜・飛龍山・三ツ山・国師ヶ岳
雲取山への最後の登りと避難小屋
山頂はもう直ぐそこですね。山梨県側山頂標柱にてガッツポーズ。雲取山避難小屋は綺麗です。今頃、トイレも改装されて綺麗なトイレになってるだろうな~。さぁ~山頂へ1分だ。
百名山(66)雲取山2.017mにて(ゆかっち初登頂・俺は6回目)埼玉県標柱前にて
雲取山山頂(東京都)標柱にて(三角点ゲットしビールで乾杯)
雲取山山頂からの展望【木賊山・甲武信ヶ岳・三宝山・武信白岩山/破風山・雁坂嶺/東仙波・西仙波】甲武信ヶ岳・三宝山は明後日の予定だ。
和名倉山(白石山)(200名山)
木賊山・甲武信ヶ岳・三宝山・武信白岩山/破風山・雁坂嶺/東仙波・西仙波
奥北千丈岳・国師ヶ岳・木賊山・甲武信ヶ岳・三宝山/水晶山・破風山・雁坂嶺/竜喰山・唐松尾山・東仙波
前飛竜・飛龍山・三ツ山と後方は南アルプス
北岳・地蔵岳・仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳
赤石岳・荒川岳・塩見岳
聖岳・赤石岳・荒川岳
雁ガ腹摺山・富士山・三ツ峠山・小金沢連峰
富士山・三ツ峠山
三頭山
鷹ノ巣山
長沢背稜の山々
お昼を作ってくれてます。ゆかっち何時も有難う。東京・埼玉・山梨の三都県三角点ゲットし、誰もいなくなったので9月に五竜山荘でゲットしたTシャツ(申し合わせたわけではないです)被ったでパチリ。雲取山山荘へと下ります。
下り始めザレの急な下りなので注意。鎌仙人リレーフに寄り道。泥濘を過ぎ田部重治リレーフにも寄り道。小屋は目の前だ。
雲取山山荘と白岩山・芋ノ木ドッケ
宿泊手続きを済ませ部屋へ。豆炭コタツががあり快適。今日は宿泊者が少ないので相部屋ではなく個室のようです。荷物を置いたあと言うまでも無い自炊室で宴会を繰り広げたのでした。
(二日目) 29日(水)
山頂で日の出を見た後下山

コースとタイム
雲取山山荘5:20→雲取山山頂5:50(休憩)7:21→小雲取山7:36→奥多摩小屋8:00→七ツ石小屋分岐8:43→七ツ石小屋9:00→七ツ石小屋下分岐9:18→堂所9:47→小袖越無料駐車場11:04
歩行距離:13.2㎞ 行動時間:5時間44分 歩行速度:2.3㎞/h
GPS軌跡
垂直プロファイル 累積標高(+361m)(-1.427m)
今日は山頂で日の出を見るため5時20分頃ヘッデンで小屋を後にした。小屋からの東京方面の朝焼け。山頂に着く頃はヘッデンはいらなくなっていた。
富士山・小金沢連峰
日の出前の雲取山山頂にて
東京方面の朝焼け
段々と周りがオレンジ色に染まっていきます。
【雁ガ腹摺山・富士山・三ツ峠山・小金沢連峰】
丹沢山連峰・三頭山(少し雲がほしい)
もう少し時間かかりそうです。
南アルプス・飛龍山・三ツ山
鹿留山・杓子山・富士山・雁ガ腹摺山・黒岳(富士山焼けてくれるかな)
避難小屋と丹沢の山々
おっ 日の出です。(雲で少々遅れ)
超真っ赤に焼けた富士山のように見えます。(雲と太陽がご褒美くれました)
お椀をひっくり返したような太陽。(雲のイタズラ)
真っ赤な茶碗に黄金のご飯を山盛りしてます。
周りの山々はあまり焼けませんね。
【国師ヶ岳・木賊山・甲武信ヶ岳・三宝山・白岩山】
南アルプス・飛龍山・三ツ山・竜喰山・国師ヶ岳
段々と焼けてきます。【鹿留山・雁ガ腹摺山・杓子山・富士山・三ツ峠山・黒岳・牛奥ノ雁ガ腹摺山】
南アルプス・奥秩父の山々
奥秩父の山々
南アルプス
富士山方面の展望
完全に出ました。やっぱり太陽が出てくると暖かいです。
やっぱり富士山を眺めてました。山頂には霜柱がいっぱい。山梨県側ピークへ移動(1分)
丹沢の山々(大山~加入道山)・三頭山
天城山(うっすらと)・箱根山・御正体山・鹿留山・杓子山
富士山・小金沢連峰などの山々
雁ガ腹摺山・富士山・三ツ峠山・黒岳
丹沢連峰・権現山・三頭山
長沢背稜の山々
鷹ノ巣山・大岳山・日蔭名栗山・高丸山・御前山
大山・丹沢三峰・丹沢山・棚沢ノ頭・蛭ヶ岳/三頭山
朝飯の準備をしてくれています。今日はパン・スープ・スクランブルエッグ・ウインナ~でパンは焼いて食べます。スープは色々入っていてボリューム満点。でコーピーを飲みながら富士山を眺めるゆかっちでした。何時も有難う。
筑波山(六度目で初めて見えました。)
東京湾(行き交う船が見えている)
仏菓山・高取山・辺室山・三峰山・大山・丹沢山峰
大山・丹沢三山・丹沢山・蛭ヶ岳・臼ヶ岳・檜洞丸・大室山・加入道山/権現山/三頭山
布引山・笊ヶ岳・生木割山などの山々
上河内岳・聖岳・赤石岳・荒川岳
塩見岳・広河内岳・農鳥岳・西農鳥岳
富士山ばんざ~い・万歳。さーてお腹もいっぱいになったし下りましょうかね(真似だけかい)。
片付けて下山前にもう一度【丹沢富士山方面の大展望】
なんだか下りたくなさそうですね。
雲取山避難小屋を振り返る。ブナ平手前まで展望抜群の稜線歩きです。
国師ヶ岳・木賊山・甲武信ヶ岳/竜喰山・唐松尾山
小雲取山からの展望
小雲取山に寄り道(直ぐ)し、ザレた急傾斜を下っていきます。
あと少しで一段落。なだらかに進み少し登るとヨモギノ頭です。巻き道は富士山見えないから嫌だ~と全てきられました。やっぱり聞くまでもなかったです。
ヨモギノ頭からの展望
奥多摩小屋への急な下りです。ここを過ぎるとあとはだらだらと長~い下りが続くのでした。
奥多摩小屋を左手に見送りテン場を過ぎるとヘリポート。ダラダラと戻っていきますが展望の良い尾根なのでのんびり進みます。
塩見岳・農鳥岳・間ノ岳・北岳
テル坊と少し遊びブナ平から右の巻き道(七ツ石山は通らない)へと歩いて行きます。
木々の間からヨモギ尾根の紅葉と飛龍山・三ツ山
相棒がもう一度富士山見たいので七ツ石小屋に寄りた~いときた~。巻き道で七ツ石小屋へと向かいます。殆どアップダウンのない道で七ツ石小屋の水場から七ツ石小屋へ。
七つ石小屋からの展望
富士山・雁ガ腹摺山
七ツ石小屋下分岐から左へ折れて小袖登山口へ紅葉を楽しみながらゆっくりと下ります。
紅葉とのコラボ展望(ここを過ぎると富士山を始め展望はなくなります。)
ここからは道中の紅葉の様子です。
途中で紅葉眺めながら一服です。
小袖登山口へと降り立ち林道を進み小袖乗越の駐車場に到着です。ノンアルコールでお疲れさんでした。
青梅街道への林道からの奥多摩湖
青梅街道沿いの紅葉を見ながら道の駅(たばやま)へと戻ってきて、温泉に入りお昼を食べて相棒とはここでお別れです。楽しい山歩きができました。二日間本当に有難う。そしてご馳走様でした。また登ろうね。
この記事へのコメント
いろんな意味で今回やまやさんと歩けて話せてホントに良かったです。
お天道様は知ってか知らずか(笑)天気にも恵まれ富士山もご機嫌で終始眺められてホントに楽しかった~\(^o^)/
これからもよろしくお願いしますm(__)m
こっちこそ楽しい二日間有難う。
これからもお互いに言いたいこと貯めないで話そうね。
ほんと天気良かった。
お天道様を味方につけると強い。
僕らが山行くとき大体良くなる。
富士山こんだけ眺めながら歩けるコースそんなにないよね。
楽しんでもらえて良かったです。
こっちこそ宜しくです。